積極的勧奨接種の再開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 15:11 UTC 版)
「ヒトパピローマウイルスワクチン」の記事における「積極的勧奨接種の再開」の解説
厚生労働省は2021年11月に、2022年4月からの積極的勧奨接種再開を決定した。 2020年8月に医療、公衆衛生、社会行動科学の専門家10名からなる「みんハピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」が発祥し、クラウドファンディングで集めた寄付により新聞広告やチラシ配布活動及びNHK出演などでHPVワクチンに関する啓発を行った。8月30日には自民党の「HPVワクチンの積極的勧奨再開を目指す議員連盟」とともに、みんパピ!代表の稲葉医師が「積極的接種勧奨の再開」を求めるオンライン署名(55,616名分)を厚生労働省に提出している。 産婦人科医が主人公のコウノドリの漫画の子宮頸がんの回を「FRau」で無料期間限定公開したことにより、2000万回以上のPVがあった。 HPVワクチンの積極的勧奨接種差し控えでワクチンを打たなかった女子大生の声を受け、2020年6月、医師が「HPVワクチンfor Me」のキャンペーンで、無料のキャッチアップ接種を求める署名活動をオンラインで立ち上げ1日で約1万3000人の署名が集まった。 2022年1月、厚生労働省は積極的な接種勧奨を中止していた期間に機会を逃した1997年度から2005年度生まれの女性に公費で接種する「キャッチアップ接種」の運用方法を決め、あわせて自己負担して接種した人には、費用助成も行う方針とした。
※この「積極的勧奨接種の再開」の解説は、「ヒトパピローマウイルスワクチン」の解説の一部です。
「積極的勧奨接種の再開」を含む「ヒトパピローマウイルスワクチン」の記事については、「ヒトパピローマウイルスワクチン」の概要を参照ください。
- 積極的勧奨接種の再開のページへのリンク