移転・病棟新築
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 09:09 UTC 版)
2013年(平成25年)8月26日の「高知県・高知市連携会議」での尾﨑正直高知県知事(日本赤十字社高知県支部長兼任)と岡﨑誠也高知市長の会談により、「高知赤十字病院を旧・シキボウ高知工場跡地(高知市所有)に移転する方向で検討すること」が決定された。 移転スケジュールとしては、2014年(平成26年)6月を目途に基本構想及び基本計画を策定し、その後、施設の基本設計、実施設計を行い、2017年(平成29年)4月に新病院建設に着工、2019年度(平成31年度・令和元年度)に新病院開院とする予定となった。 移転地の隣接地には高知市北消防署があり、救急出動の際には救命救急センターの医師が救急車に同乗するなど、迅速かつ適切な救命活動を実施することで救命率の向上を図った。さらに、北消防署には訓練施設(救急車のカットモデルや研修室)が整備され、その施設と病院の救急機能を活用しながら、高知市はもとより県全体の救急隊の効率的かつ効果的な実習研修をこれまで以上に行うことにより、良質な救急医療を提供し県全体の救急医療の充実を図る。併せて、新たに整備するヘリポートを活用して、中央医療圏にとどまらず、安芸・高幡医療圏に迅速な救急医療を提供し、地域全体の安心・安全を守る施設としてさらなる救急医療の充実を図っていく。
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