秋草新太郎(あきくさ しんたろう、演:大瀬康一)
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「隠密剣士」の記事における「秋草新太郎(あきくさ しんたろう、演:大瀬康一)」の解説
徳川11代将軍・家斉の異母兄で本名は松平信千代。柳生新陰流を極めた剣士。両親の顔は覚えておらず、9歳から呑海和尚に養育された。堅苦しい生活を嫌って浪人としての暮らしを選び、秋草新太郎と名乗っている。幕府の老中・松平定信からの要請もあり、まだ少年期の異母弟・家斉の治める世の平和を安定させるべく、公儀隠密として北は蝦夷から南は九州まで、全国を旅しながら天下泰平の世を戦乱の渦に巻き込もうと企む甲賀や風摩、根来衆などの忍者集団と対決する。それらと戦う理由については、徳川家のためという訳ではなく、「私が守るのは将軍家でもなければ徳川の権力でもない。この世の中に生きる民百姓の安らぎを守るため」と発言している。正確な年齢は描かれていないが、第1部で公儀隠密として蝦夷地で指名手配された際の情報から24、5歳と思われる。第4部『忍法闇法師』で孤児となった馬場周作を一時的に預かって手習いなどを教え、父親代わりとなって養育した。
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