福島第一原子力発電所炉心溶融・水素爆発事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:20 UTC 版)
「原子力事故」の記事における「福島第一原子力発電所炉心溶融・水素爆発事故」の解説
詳細は「福島第一原子力発電所事故」を参照 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、東京電力福島第一原子力発電所で電源喪失。溶融が発生、水素爆発により原子炉建屋が大破した。初の原子力緊急事態宣言が発出され、周辺半径20kmの住民には避難指示が出された。 経済産業省原子力安全・保安院は12日、国際原子力事故評価尺度 (INES) の暫定値で、「局所的な影響を伴う事故」とするレベル4に当たることを明らかにした。東海村JCO核燃料加工施設臨界事故と同レベル。経済産業省原子力安全・保安院は1 - 3号機の事故の深刻さを示す国際評価尺度 (INES) を、8段階のうち3番目に深刻な「レベル5」にすると発表した。その後、同年4月12日、経済産業省原子力安全・保安院は国際評価尺度 (INES) の暫定評価を「レベル7」にすると発表した。 2022年2月8日、台湾はこの事故を受けて輸入を制限していた福島などの酒類、きのこ類や野生鳥獣肉などを除く日本産の食品の輸入緩和案が発表された。
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