福島第一原子力発電所事故後の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 02:59 UTC 版)
「伊方発電所」の記事における「福島第一原子力発電所事故後の状況」の解説
福島第一原子力発電所事故の影響によって既に定期検査を終えた発電機も運転再開の目途が立たないため、全発電機が定期検査に入った2012年(平成24年)1月13日から送電を停止した。 伊方原発3号機は、2015年7月に国の安全審査に合格し、2016年8月12日再稼働。 伊方原発3号機再稼働後も、各地で訴訟が起きた。 詳細は「伊方原発訴訟」を参照 2019年12月26日より定期点検に入り、2020年1月16日、MOX燃料16体を含む原子炉内全ての燃料157体の取り出しを完了したことが報じられた。同年1月17日、山口県東部の島の住民3人が運転禁止を求めた仮処分の即時抗告審で、広島高裁は運転の差し止めを認める決定をした。仮処分はただちに法的拘束力を持つため、今後の司法手続きで覆らない限り、定期検査を終えても再稼働はできない。
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