神戸市敬老福祉乗車証
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 15:16 UTC 版)
高齢者人口と発行枚数の増加による現役世代への負担増大から、「神戸市敬老優待乗車制度検討懇話会」で話し合いが持たれ、神戸市保健福祉局「敬老優待乗車制度検討懇話会報告書」(PDF)がまとめられた。これを受け、市バスにおいても、2008年10月1日から、原則として、利用ごとに割引料金を収受することとなり、敬老福祉乗車証のチェックおよび利用実績集計と、割引料金の引き去りが同時におこなえるPiTaPa仕様のプリペイド式非接触ICカード採用され、市バス利用者は、1回につき普通区・近郊区とも、大人普通料金とは関係なく、50円がカードのプリペイド分より引き落とされることになった。このシステム導入にあわせて、すでにICカードシステム導入済みの神姫バスに加え、新たに阪急バス唐櫃営業所と神鉄バス、阪神電鉄バス(現:阪神バス)が、2008年10月1日よりPiTaPaを導入した。なお山陽バスでも、2009年4月1日にPiTaPaが導入されたことにより、福祉乗車証をタッチすれば、50円分の運賃が自動的に徴収されるようになった(二見線については、通常運賃が徴収される)。 なお2010年10月1日より小児料金または100円(2014年4月1日からは110円)のどちらか安い方の料金が引き去られるようになった後、2020年10月1日よりすべて小児料金が引き去られるようになった。
※この「神戸市敬老福祉乗車証」の解説は、「神戸市バス」の解説の一部です。
「神戸市敬老福祉乗車証」を含む「神戸市バス」の記事については、「神戸市バス」の概要を参照ください。
- 神戸市敬老福祉乗車証のページへのリンク