神宮備林の由来とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 神宮備林の由来の意味・解説 

神宮備林の由来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/22 05:24 UTC 版)

神宮備林」の記事における「神宮備林の由来」の解説

伊勢神宮20年毎に行なわれる式年遷宮は、大量ヒノキが必要である。その用材を伐りだす山(御杣山みそまやま)は、第34回式年遷宮までは、3回ほど周辺地域移動したことはあるものの、すべて神路山高倉山という内宮・外宮背後の山(神宮であった。 しかし、1回遷宮使用されるヒノキ1万以上になり、神宮ヒノキでは不足しだす。その為、内宮用材第35回式年遷宮から三河国に、外宮用材第36回式年遷宮から美濃国移り第41回式年遷宮から第46回式年遷宮までは、伊勢国大杉谷に移る。 しかしながら原木枯渇による伐り出し困難さから、1709年宝永6年)の第47回式年遷宮から、尾張藩領地である木曽谷裏木曽御杣山移動する。この地域尾張藩により木材木曽五木)が保護され許可の無い伐採禁じられていた。 正式に指定伐採始まったのは、1798年寛政10年)からである。 現在でも式年遷宮用の用材は、この旧神宮備から調達されている。

※この「神宮備林の由来」の解説は、「神宮備林」の解説の一部です。
「神宮備林の由来」を含む「神宮備林」の記事については、「神宮備林」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「神宮備林の由来」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

神宮備林の由来のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



神宮備林の由来のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの神宮備林 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS