砂かけ婆の姿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 17:41 UTC 版)
誰も姿を見たことがないといわれ、古典の絵巻などにも描かれていないために姿形は不明とされるか、もしくは姿を持たない妖怪とされている。自分の醜さを嫌って姿を人前に現さないという説もある。 昭和・平成以降には、水木しげるによる漫画『ゲゲゲの鬼太郎』で鬼太郎と共に戦う正義の妖怪としての活躍により一躍、全国的に有名な妖怪となり、同漫画をはじめとする水木の妖怪画にある、和服の老婆姿が一般的なイメージとなっている。妖怪研究家・京極夏彦によれば、この妖怪画は佐渡島の郷土芸能・鬼太鼓の面がモデルとされる。 水木以外の昭和以降の妖怪関連の書籍の妖怪画でも、便宜上その名の通り老婆の姿で描かれることが多い。
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