砂と砂丘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/03 06:53 UTC 版)
「コーラルピンク砂丘州立公園」の記事における「砂と砂丘」の解説
コーラルピンク砂丘 (Coral Pink Sand Dunes) はコロラド高原における唯一の大砂丘地帯である。砂は、周囲にあるピンク色のナバホ砂岩(英語版)が浸食されてできたものである。モキース山 (Moquith Mountains) とモカシン山(英語版) (Moccasin Mountains) の間の窪みを抜ける強風のベンチュリ効果により、砂粒が砂丘に運ばれて来る。砂粒は石英のクリスタルで、ピンク、オレンジ、あるいは赤く見えるのは赤鉄鉱(酸化鉄(III))に覆われているためである。 コーラルピンク砂丘が生成されたのは1万年から1万5千年前だと推定されており、砂丘の上にさらに砂丘が重なるという現象が繰り返されている。比較的高く積もっている砂丘は、風車に似た形状のスター・デューン (star dune) と呼ばれるタイプのもので、最高 100フィート (30 m) ある。 赤い崖の前に横たわるコーラルピンク砂丘 巨大な砂丘の近くを歩く人々 雨上がりの地面 赤鉄鉱に覆われた石英の砂粒
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