真珠貝供養塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 14:58 UTC 版)
「円山公園 (志摩市)」の記事における「真珠貝供養塔」の解説
真珠貝供養塔(しんじゅがい くようとう)は、真円真珠の発明50周年を記念して、1957年(昭和32年)10月に全国真珠養殖漁業協同組合が円山公園に建立したものである。アコヤガイ(真珠貝)から真珠を採取するとアコヤガイは死んでしまうため、真珠採取の犠牲となる母貝を供養するために建てられた。 毎年10月22日に塔の前でアコヤガイの供養が営まれる。同日の供養は真珠祭の一部として開催され、神明真珠養殖漁業協同組合を中心とした真珠祭実行委員会が主催する。祭典委員長の挨拶の後、志摩市長らが弔詞を読み上げ、僧侶による読経に続いて参列者が焼香する。参列者は地元の志摩市の関係者だけでなく、長崎県や愛媛県などの真珠生産者や、東京・大阪・神戸などの真珠販売業者もいる。このため、真珠業界関係者にとって情報交換の場となる。雨天時は賢島宝生苑に会場が変更される。
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