真珠祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 14:58 UTC 版)
「円山公園 (志摩市)」の記事における「真珠祭」の解説
真珠祭(しんじゅまつり)は毎年10月22日に賢島で開催されるイベントで、1951年(昭和26年)に始まり、2019年(令和元年)に69回目を迎えた。アコヤガイを供養するとともに、真珠業界の発展を願う催事である。22日に行われるのは、十の位の2を反転して一の位の2と並べると、アコヤガイの形に似ているからである。 祭りではまず円山公園の真珠貝供養塔の前でアコヤガイの法要(上述)を行い、次に賢島港へ移動して真珠貝と真珠玉を放生し、地元の幼稚園児らが踊りを披露する。このほか志摩マリンランドでの真珠製品付きの餅まき、「あこや汁」の振る舞いなどがある。第68回(2018年)には、ミス伊勢志摩らが真珠母貝約100個と真珠玉約6万個を海に放流した。雨天の場合は、真珠貝供養と放生が賢島宝生苑、餅まきが神明公民館へ移され、放生は海ではなく、会場に用意された木桶に入れる形となる。 第60回(2010年)の真珠祭では、世界一長い真珠のネックレス作りに挑戦し、222 mを達成してギネス世界記録に認定された。この回は20万個の真珠を海に放生し、50隻の船が海上パレードを行った。
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