真珠湾攻撃時の編成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 05:45 UTC 版)
太平洋戦争開戦時の五航戦(翔鶴、瑞鶴)常用(括弧内補用)搭載機は、各艦とも艦戦18(3)、艦爆27(3)、艦攻27(3)、常用72(補用9)であった。第一次攻撃隊では第二集団急降下爆撃隊と、第三集団制空隊のうち第五制空隊と第六制空隊を担った。 第二集団急降下爆撃隊はフォード島のヒッカム飛行場とホイラー飛行場への攻撃を担当した。使用機材は九九式艦上爆撃機。高橋赫一少佐が指揮官であった。翔鶴の第十五攻撃隊は26機で攻撃隊指揮官は高橋赫一少佐が兼任した。瑞鶴の第十六攻撃隊は25機で攻撃隊指揮官は坂本明大尉が担当した。真珠湾攻撃における航空攻撃の初弾は第二集団急降下爆撃隊がホイラー飛行場に投下した250kg爆弾である。 第五制空隊と第六制空隊はカネオヘ航空基地上空の制空を担当した。使用機材は零式艦上戦闘機。瑞鶴の第五制空隊は6機で指揮官は佐藤正夫大尉。翔鶴の第六制空隊は5機で指揮官は兼子正大尉。 第二次攻撃隊では第一集団水平爆撃隊を担った。使用機材は九七式艦上攻撃機。嶋崎重和少佐が指揮官であった。翔鶴の第六攻撃隊は27機で指揮官は嶋崎重和少佐が兼任し、カネオヘ航空基地への攻撃を担当した。瑞鶴の第五攻撃隊は27機で指揮官は市原辰雄大尉。フォード島のカネオヘ飛行場への攻撃を担当した。
※この「真珠湾攻撃時の編成」の解説は、「第五航空戦隊」の解説の一部です。
「真珠湾攻撃時の編成」を含む「第五航空戦隊」の記事については、「第五航空戦隊」の概要を参照ください。
- 真珠湾攻撃時の編成のページへのリンク