安定人口増加率とは? わかりやすく解説

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安定人口増加率(または真性自然増加率)

封鎖人口(701-4)が、十分長期間わたって一定の年齢別出生率年齢別死亡率(633-9;414-1)に従う場合は、その年平均増加率一定になることが分かっている。この一定の増加率は安定人口増加率(または真性自然増加率) 1呼ばれ、またこの段階に達した人口安定人口 2呼ばれる安定人口においては、各年齢階級人口割合一定である。すなわち、この人口は、安定的年齢分布 3を持つ。この安定的年齢分布は、初期の年齢分布 4とは関係なく、一定保たれ年齢別出生率死亡率にのみ依存している。現実には年齢別出生率死亡率不断に変化するもので、実際人口厳密な意味で安定状態達することは決してない。しかし、一つモデルとしての安定人口とその真性率を計算すると、ある年齢別出生率の下における潜在成長力 5指標得られるであろう。安定人口増加率がゼロ安定人口定常静止人口 6(433-3*)と呼ばれる定常静止人口においては所与年齢階級人口規模は、生命表生存関数(432-3)を年齢階級の上限から下限までを積分したものに、全年齢階級共通する一定の数(たとえば100,000)を乗じたものに等しい。準安定人口 7とは、安定状態から出発して一定の年齢別出生率徐々に変化する年齢別死亡率によって変化しつつある人口である。ロジスティック型人口 9とは、ロジスティック法則 10にしたがって増加する人口のことである。それは、増加率がすでに生存している人口線形関数として減少すると共に上限向かって漸近的に増加する人口のことである。




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