相次ぐ廃線と運行再開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/09 02:49 UTC 版)
「マヨルカ島の鉄道網」の記事における「相次ぐ廃線と運行再開」の解説
第二次世界大戦後にモータリゼーションが進行した結果、マヨルカ島の鉄道路線は相次いで廃線となった。1964年にはサンタニー線が廃線となり、1967年にはファラニチュ線が廃線となった。1977年にはアルター線が廃線となり、1978年にはサ・ポブラ線も廃線となった。この結果、公営のスペイン狭軌鉄道(FEVE)が管理する路線はパルマとインカを結ぶ本線のみとなった。 1983年にはバレアレス諸島自治州が発足。1994年にはバレアレス諸島鉄道サービスがスペイン狭軌鉄道から本線の運営を移管され、州営のマヨルカ鉄道が発足した。バレアレス諸島鉄道サービスは廃線となっていた2路線の復活を試み、再開業にこぎつけた。具体的には、2000年にはサ・ポブラ線が約19年ぶりに開業、2003年にはマナコール線が約26年ぶりに開業した。
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