皇帝と神使
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 14:46 UTC 版)
帝国成立以後、慣例としてオルティナの子孫たるベグニオン皇家の皇女が代々皇位を継承し(女系継承かまでは不明)、神使を兼ねるようになる。ゆえに皇位継承には神使の資格が事実上必須となり、その要件である神の声が聞こえたことが元老院によって認証されることが必須となっている(これはあくまで法制化されていない慣例であるので、神使の資格がない者でも皇位継承自体はベグニオンの法体系上は可能である)。 このようなシステムが長年慣例となっているため、皇帝位空位が発生することもありえる。事実、『蒼炎』の時代の直近のベグニオン暦625年から640年までの15年の長期にわたって皇帝位空位が生じていた。ベグニオン暦648年(『暁』の物語本編の時間軸)現在の皇帝・神使は、ベグニオン暦640年に即位した第37代目のサナキ(ベグニオン暦635年 - )。 なお、ベグニオン国家元首の称号としては「神使」が用いられることがほとんどで、「皇帝」の称号は特別な事情がなければ用いられることは少ない。
※この「皇帝と神使」の解説は、「ベグニオン帝国」の解説の一部です。
「皇帝と神使」を含む「ベグニオン帝国」の記事については、「ベグニオン帝国」の概要を参照ください。
- 皇帝と神使のページへのリンク