皇帝との謁見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 13:50 UTC 版)
一行はペテルブルクでは商務大臣ルミャンチェフ侯爵邸の2階に滞在し、皇帝への謁見を前に縞襦子の着物と帯を仕立屋に頼んで用意した。 そして5月16日、10人は皇帝アレクサンドル1世に謁見し、10人のうち帰国を希望した津太夫、儀兵衛、左平、太十郎の4人の帰国が許された。この後、帰国組4人と新蔵は他の漂流民たちとは別にされ、連日ペテルブルクの市内見物に出かけるようになり、この間に善六はニコライ・レザノフ(Николай Петрович Резанов)と出会っている。そして善六はレザノフの通訳に任命され、レザノフの日本行きに同行することになった。
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