白娘子(はくじょうし、パイニャンヅ、白夫人)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 10:14 UTC 版)
「白蛇伝」の記事における「白娘子(はくじょうし、パイニャンヅ、白夫人)」の解説
『白娘子永鎮雷峰塔』で初めてこの呼称が使われる。齢千年を経た白蛇の妖怪で人間の姿に変化(へんげ)している。『李黄』では白い衣を着た美貌の未亡人と表現され、末尾で蛇の妖怪だったと示唆されている。弾詞『義妖伝』では白素貞(はくそてい)と名付けられる。玉山主人『雷峰塔奇伝』では白珍娘(はくていにゃん)と名のり、因みに青城山清風洞で一千八百年の修業をした白蛇の精だと述べる。玉山主人『雷峰塔奇伝』と夢花館主『白蛇全伝』では大官の令嬢と名乗り、陰陽を推算するなど強力な法術の使い手として描かれる。方成培『雷峰塔伝奇』には白蛇の前身として白雲仙姑が描かれている。白娘子が小青の義姉、女主人や師匠のような役割を担っている。
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