発見の定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 07:57 UTC 版)
化学上の未解決問題存在できる元素の限界はどこまでか。 現在の未発見元素は全てウランよりも原子番号の大きい超ウラン元素であり、人工放射性元素と考えられている。このため「発見」とは人工的に合成できたことを証明することであり、具体的には放射性崩壊を観測して既知元素に至る崩壊系列を決定し、IUPACで認定される必要がある。 発見者として認定されると命名権が得られる。その後、科学者の名前や原子物理学研究所の所在地などにちなんだ名称が発見者により提案され、IUPACで承認されると正式に元素名となる。一方、IUPACに承認される以前の元素については、暫定名または「第○○○番元素」のように呼ばれる。 2021年時点で、周期表(拡張周期表も参照)における第8周期以降の元素は全て未発見である。
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