異種CPUトポロジー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 14:05 UTC 版)
「ヘテロジニアス・コンピューティング」の記事における「異種CPUトポロジー」の解説
異種CPUトポロジーのシステムは同一ISAを使用するものの、コア自体が異なった速度のものとなっているシステムのことである。この構成はどちらかというと対称型マルチプロセッサに似ている(このようなシステムは技術的には非対称型マルチプロセッサ(英語版)に当たるものの、コアの役割やデバイスアクセスには違いが存在しない)。 このようなトポロジーの一般的な使用はモバイルSoCの電力効率を向上させることにある。ARM big.LITTLEはその典型例であり、高速で高消費電力なコアと低速で低消費電力コアが組み合わされている。Apple Siliconも同様の構成のARMコアで作られている。また、IntelはLakefieldというコードネームのハイブリッドx86コアを製造しているが、それには命令セットの対応に大きな制限を含んでいる。 また、Alder Lakeも高性能コアと高効率コアを使用している。
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