男性から女性になるまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 04:59 UTC 版)
警察官になるまでは、ボディービルのコンテストで入賞経験をもち、17歳の時は麻里竜二というリングネームで「空中飛び膝蹴り」を武器にもつ、50戦50勝無敗のキックボクシングチャンピオンであった(若いのに実力がありすぎたため、周囲からねたまれることを恐れて当時は年齢を19歳と偽っていた)。しかし格闘技面での成功とは裏腹に、がっちりとした身体と、女性的な顔と声がアンバランスであったため女性には全くもてず、心の寂しさを埋めてくれるパートナーには出会うことができなかった。習い事(琴・三味線など)は母親から厳しくしつけられたため全て女性以上に上手であったことも災いし、周囲からの嘲笑の対象となっていった。ついには当時好きだった女性にも顔について「女性よりも美しすぎてイヤミだ」と言われ、自分が女顔であることに気がつく。以後は産んだ両親を恨むようになり、試合をサボるなど荒れた日々を送り始めた。 そんな生活を変えるきっかけを与えたのが、両津そっくりのコーチ・岩鉄岩男であった。「君が女性に生まれていたら…私は君にプロポーズしてたかも知れん…」との言葉を聞き、コーチのために女性に生まれ変わる(ニューハーフの道へと進む)決意をする。ただし、アニメでは上記描写はなく、自分から岩鉄コーチを心から愛し、女性になったと語っている。徹底的なシェイプアップで転身に成功したものの、憧れのコーチは外国へと旅立ってしまい、再会することは叶わなかった。 そしてある日、遅刻しそうになって慌てて出勤する両津と出会い頭に衝突、そのときに一目ぼれをしてしまい、会うために数週間で警察官になる。やがて魔法で女性になり(これについては後述)、現在に至る。
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