生家跡の施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 18:19 UTC 版)
造り酒屋の佇まいを伝えるなまこ壁の母屋と穀倉は、幕末から明治初期の建築と推定される。1901年(明治34年)の沖端大火により被害を受けたが、耐火建築の土蔵造であったため辛うじて残った。酒蔵や精米所など他の建造物はこのときに全て焼失している。県の史跡に指定された1969年10月に修復と一部復元が完工し、11月に一般公開が始まった。館内には白秋の愛用品や著書等を展示、また白秋の幼少期の落書も残されている。仏間にはデスマスクが保管されている。白秋生誕百年にあたる1985年には敷地の一隅、裏庭に隣接して柳川市により北原白秋記念館(柳川市歴史民俗資料館)が開館。1990年に母屋の下屋の書斎が復元された。 茶の間 土間 書斎 穀倉
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