生家放火事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 03:44 UTC 版)
2016年12月1日午後3時15分頃、慶尚北道亀尾市にある朴正熙の生家が放火され、朴元大統領の追悼館(57.3m2)内部が全焼し、朴元大統領と陸英修夫人の遺影も焼失した。警察は現場から100m離れた駐車場をうろついていた48歳の京畿道水原市在住の男を放火の疑いで逮捕した。犯人は、2007年にもソウルにある三田渡碑を損壊して懲役1年6か月(執行猶予2年)となり、2013年12月12日には大邱市の盧泰愚の生家にも放火し、懲役1年6か月(執行猶予3年)となっていた 。 2017年4月25日、陪審員7人全員が有罪と判断、懲役4年6か月の実刑が下された。またこの裁判で全斗煥の生家にも侵入していた事実が明らかになった。 2017年5月2日、「不義に抵抗した正当な行為」で「刑が重すぎる」と主張して、控訴。 2017年8月29日、全斗煥の生家では人命被害を憂慮して放火しなかった点、朴正煕の生家では被害を賠償する意志がある点などから、懲役3年に減刑される 。
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