球節捻挫(英語: sprain of the fetlock)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/02 09:45 UTC 版)
「球節」の記事における「球節捻挫(英語: sprain of the fetlock)」の解説
球節の捻挫で、ウマに頻発する。ウマの蹉跌、滑走、転倒、急旋回や急停止、急激な速歩、障害飛越などが原因で、ほかにも肢勢の不良や装蹄の不具合によっても起きる。突然に重度の支柱跛行を示し、発病から12-24時間で第一指関節が腫脹・増温し、歩行時に関節の沈下不良を呈し、突球様肢勢となり、関節の屈伸検査でも疼痛を訴える、関節嚢や関節周囲の靭帯の断裂を伴うもの、関節内で出血しているものでは長期慢性の跛行を呈するようになる。治療には休養にあて、患部の冷却やプリースニッツ罨法を施す。慢性のものには、発疱刺激剤の塗布や焼烙を施す。
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