球節炎(英語: inflammation of the fetlock)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/02 09:45 UTC 版)
「球節」の記事における「球節炎(英語: inflammation of the fetlock)」の解説
球節を挫傷、捻挫、脱臼や骨折させたことで発生する炎症。化膿性炎症の波及、また球節への穿通創などでも発生しうる。局所の熱感、疼痛が顕著で、負重不全に基づく重度の跛行や、球節の腹屈が見られる。この炎症によって骨質瘤(オスレット)を生じる場合もある。処置には患部を冷やし、安静に保つ。副子により患部を固定することで治癒が促進される。化膿性の場合は排膿消毒が必要で、予後不良になることも多い。慢性に移行し跛行を呈する場合には、発疱刺激剤の塗布や焼烙を施す。
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