球節軟腫(英語: fetlock gall)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/02 09:45 UTC 版)
「球節」の記事における「球節軟腫(英語: fetlock gall)」の解説
球節直上部の内側・外側で、球節の滑液膜および嚢状靭帯の慢性漿液性炎症が原因となり、漿液が増量して軟腫を生じた状態。輓馬、特に高齢のものに多い。原因は持続的な過度の労働によるものと、装蹄の不具合によるものがある。中手骨と繋靭帯の間に鶏卵大の波動性腫瘤が形成され、肢を上げると消えるが、降ろすと再び出現する。熱痛はなく、運動機能にも影響しないので、治療の必要はない。
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