現在のバス専用道区間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 09:55 UTC 版)
バス専用道上の随所に、一般車・人の通行禁止の看板が掛けられている。 一般車・人がバス専用道を横断する際は、原則として一時停止が必要である。(例:古関停留所付近、福島県道388号白坂関辺線交点にて。) バス専用道区間の短縮 開業時は磐城棚倉 - 白河間の大部分がバス専用道だったが、並行している国道289号の道路改良及び2013年に白河市表郷庁舎隣接地へ移転した表郷幼稚園付近の市道新設による一般道への転換、及び自然災害による専用道の廃止を経て、現在では三森 - 表郷庁舎前間と磐城金山 - 関辺間が残るのみとなった。 歩行者・自転車・一般車の通行禁止 バス専用道区間はJRバス関東の私有地の敷地内を走っている。バス車両の安全な通行を確保するため、JRバス関東と福島県白河警察署では、バス専用道区間での歩行者・自転車・一般車の通行を禁止している。この区間はJRバス関東所有の私道であるため、違反者には罰則も適用される。バス以外の通行防止策として、一般道との交差部分や停留所近くの随所に、「一般車通行禁止」の看板が掲げられており、専用道との交差部分では、「一時停止」の標識や「バス専用道路あり」の補助標識が設置されている。このため、専用道と一般道の交差では原則としてバス車両が優先であり、一般道側からは一時停止が必要である(ただし例外として、松上 - 番沢間にある県道中野番沢線との交差部分、並びに国道289号への合流部分においては一般道側が優先となっている)。 降雪時の除雪作業 専用道では冬季の降雪時において、独自に除雪作業をしなければならないため、2トントラックを改造した除雪車を常備している。使用時は前面にスノープラウを装着し、運転席からレバー操作をして排雪できるよう改造した車両である。以前はジープにスノープラウを装着して除雪作業をしていた。
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