現代語訳・アレンジ
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「とりかへばや物語」の記事における「現代語訳・アレンジ」の解説
現在手に入るとりかへばや物語の現代語訳としては、中村真一郎によるちくま文庫版、田辺聖子による『とりかえばや物語 (21世紀版・少年少女古典文学館) 』(講談社)や田辺のダイジェスト『古典まんだら』上(新潮社)などが挙げられる。講談社学術文庫版は、原文とともに現代語訳が付されている。 また、氷室冴子の小説『ざ・ちぇんじ!』は、とりかへばや物語を少女小説にアレンジしたものであり、山内直実によって漫画化されている。唐十郎による〈唐版 とりかえばや物語〉『きみと代わる日』(主婦と生活社)も1998年に発行されている。木原敏江は舞台を戦国時代に移し、『プチフラワー』1984年6月号~10月号にて夢の碑シリーズで『とりかえばや異聞』として連載した。これが1987年に宝塚歌劇にてミュージカル・ロマン『紫子(ゆかりこ)』-とりかえばや異聞-として上演された。2010年代に入り、さいとうちほが『とりかえ・ばや』というタイトルで『月刊フラワーズ』にて2012年~2018年まで連載し、全13巻のコミックスとなった。2016年に公開された新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』は、とりかへばや物語からヒントを得て制作されている。
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