現代版組踊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 01:41 UTC 版)
「現代版組踊」という名の演劇が2000年にうるま市勝連をはじめ、県内外にて生まれ(上演され)た。 これは上記の「組踊」とは本質的に全く異なる。組踊は、韻文で書かれた台詞をもとに歌・所作がある程度制約されており、音楽は琉球古典音楽を用い、楽器もまた琉球の楽器を使用する。そして登場人物の役柄によって、唱えや衣裳などの「約束事」がある。しかし、「現代版組踊」は題材こそ沖縄や郷土のものを使っているが、衣裳も個性的で、楽器や音楽も三線だけでなく、パーカションやギターなど現代のものが取り入れられている。肝高の阿麻和利公式サイトでは「沖縄に古くから伝わる伝統芸能『組踊』をベースに、現代音楽とダンスを取り入れて、勝連城10代目城主『阿麻和利』の半生を描く、いわば『沖縄版ミュージカル』」と説明されている。
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