現代歌人協会とは? わかりやすく解説

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現代歌人協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/15 05:24 UTC 版)

現代歌人協会(げんだいかじんきょうかい)は日本の歌人団体。2020年4月に一般社団法人となった。「本会は現代短歌を推進しつつある作家を以て組織し、会員相互の生活を守り、協力によりその向上発展を期することを目的とする」(創立時の規約より)[1]

歴史

協会の目的

法人化以降は、下記の項目を掲げている[3]

  • 短歌の研究会、講演会、懇話会等の開催(公開講座・全国短歌大会・シンポジウム等)
  • 歌人の社会的地位向上のための活動(声明)
  • 短歌の著作権の管理保全及びこれに関する助言援助
  • 歌人に対する業績の顕彰(現代歌人協会賞・現代短歌大賞)
  • 他の文学団体及び芸術団体との交流の実施
  • 会員の福利厚生の推進
  • その他、当法人の目的を達成するために必要な事業(書籍出版等)

活動

  • 当初の「短歌年鑑」の編集、「現代短歌」の発行に続き、土曜講座と形を変えながら公開講座は回を重ねている。また文化庁主催の国民文化祭短歌部門に参画、朝日新聞社と連繋する全国短歌大会は1972年に発足している。
  • 現代歌人協会賞1957年以来、毎年優れた新人を送り出している。加えて1978年からの現代短歌大賞は年次の功績者を顕彰するものである。

組織・運営

  • 運営には理事会があたり、理事は総会で選出され、補充理事を加えて20名前後、任期は1999年から3年となった。
  • 1964年から理事長制となり初代に五島茂を選出。1977年~近藤芳美、1991年~加藤克巳、1995年~篠弘、2008年~佐佐木幸綱、2017年~大島史洋、2020年~栗木京子と続いている。
  • 組織としては常任理事をおき、財務委員会、企画・事業委員会、広報委員会、著作権委員会、協会賞委員会、短歌大賞委員会、会員推薦委員会で構成されている。

脚注

  1. ^ 公式サイト「現代歌人協会について」2023年10月15日閲覧。
  2. ^ 三省堂書店『現代短歌大事典』
  3. ^ 公式サイト「現代歌人協会について」2023年10月15日閲覧。

外部リンク




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