現代の情勢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:28 UTC 版)
黒海上を吹く風は一年を通じて西から東に吹いているため、ポティ周辺の黒海東端において、最も波が高くなる。このため、ポティ港の防波堤は海岸線と水平に1.8kmに渡って伸びている。ポティ港には2万トン級のタンカーが接岸できる岸壁が複数存在する。 1990年代の景気低迷期を抜け出すとともに、ポティは更に経済的成長をとげた。2002年には4百万トンの商品が取引され、2004年第一四半期の取引量は前年同期比42%増であった。カスピ海からの新しい石油パイプラインの計画もあり、ポティの経済の将来は明るい。 ジョージアの港湾スフミ、バトゥミ、ポティはいずれも黒海に面しているが、北のスフミは事実上独立状態にあるアブハジア、南のバトゥミは分離独立の主張があるアジャリア自治共和国に属している。したがって、安定して利用できる港湾はポティただひとつである。 ポティに拠点を置くジョージア沿岸警備隊は、アメリカ合衆国によって1億7500万米ドルかけて設立された。
※この「現代の情勢」の解説は、「ポティ」の解説の一部です。
「現代の情勢」を含む「ポティ」の記事については、「ポティ」の概要を参照ください。
- 現代の情勢のページへのリンク