現代の事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 19:14 UTC 版)
現代においても、エクソシズムを目的または名目として、人を虐待したり死に至らしめる等の事件が起こっている。 ルーマニアでは、2005年にルーマニア正教会の神父がエクソシズムのために尼僧をはりつけにするという殺人事件があった (en:Crucifixion#Crucifixion today)。 西ドイツのアンネリーゼ・ミシェルの事件では、エクソシズムのために科学的医療行為を止めさせた結果、アンネリーゼが死亡したとして、両親と神父が過失致死罪で有罪判決を受けた。この事件を元にした映画が「エミリー・ローズ」である。 2010年、アフリカ、コンゴの首都キンシャサでは、キリスト教原理主義をうたっていると伝えられる新興宗教団体による子供たちへのエクソシズムと称する行為が問題となっている。ナイジェリアにおいても近年、牧師を名乗る男や牧師の妻によって子供たちが魔女や黒魔術師と決め付けられ、エクソシズムとして火を点けられたり、釘を打ち込まれる等の虐待を受けたり、殺害されるという事件が起こっている。
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