現代のイエラペトラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/18 17:23 UTC 版)
現代のイエラペトラの町は、カト・メラ地区およびパノ・メラ地区から構成されている。カト・メラ地区は南西部の岬にある旧市街である。市街には、中世からの狭い路地と小さな集落を感じさせる小規模な家屋が立ち並んでいる。また、モスクの跡地と「ナポレオンの家」はこの付近にあり、地区の中心には府主教座が置かれたアイオス・ゲオルギオス教会もある。この教会は1856年に建設され、天井には多くの隠れたドームがある。また木造建築であり、主にレバノン杉が用いられている。一方パノ・メラ地区は比較的大きな新市街であり、道幅は広く、3~4階層の建物が並んでいる。 イエラペトラの主要なショッピング街はクンドゥリオトゥにある。また町の中心部には市役所や博物館、映画館などがある。また、パノ・メラ地区には病院も立地している。町の西には要塞の遺跡や、漁港、ローマ帝国時代は市民の娯楽として奴隷による海戦が行われたナヴマヒア地区と呼ばれる地域などがある岬となっている。一方、町の東は酒場やレストランが立地し、フリシ島へのフェリーが出航される波止場などがある小さな海岸である。
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