玩具としてのテレビゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 04:54 UTC 版)
「体感ゲーム」の記事における「玩具としてのテレビゲーム」の解説
ソフトウェアを交換できるコンシューマゲームと異なり、ハードウェアとソフトウェアが一体型のテレビゲーム型玩具として設計されている。玩具であるため3、4歳から遊べるなど低年齢向けのパッケージが多い。また、物流過程でも玩具として扱われている為、一般のゲームショップでの取扱は稀である。その多くがXaviXテクノロジーを基盤としていて、XaviXが市場に出てきた2000年頃から販売されている。しかし、家庭用体感ゲーム機としてWiiが発売された2006年以降は下火になった。 ハード・ソフトウェア一体型の体感ゲームとしては、エポック社の『TVにつないですぐプレイ』シリーズ(2000年〜)、e-karaで有名なタカラの『PlugIt!』シリーズ(2000年〜)、トミーの『テレビで遊び隊』シリーズ(2001年~)、バンダイの『Let's! TV プレイ』シリーズ(2004年〜)、コナミの『PLAY-POEMS』シリーズ(2004年〜)などがある。また、スクウェア・エニックスからも『剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』(2003年)が発売されている。なお、コナミの機体以外は、新世代株式会社のXaviXテクノロジーをシステムに使用していて、ACアダプタが共通である。 ちなみに新世代株式会社の「XaviXPORT」は、アメリカ市場への進出の為に、ゲームソフトが入れ換え可能な形式を採用した体感ゲーム機である[4]。同ゲーム機は、玩具ではなくコンシューマゲーム機として扱われることが多い。ただし、販売戦略として玩具でもゲーム機でもなく、フィットネス機器とされている。
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