王獅子の至宝<レガリア>
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/04 08:30 UTC 版)
「獅子の玉座」の記事における「王獅子の至宝<レガリア>」の解説
とても大事なもの。英雄ライオネルが大神アル=エルより授けられた七つの神具。手にするだけで、万界の王(ドミナントウール)となると言われている。アリアンは英雄ライオネルの霊廟がある聖座島(サン・スイエージュ)に隠されていると信じていたが、実際にあったのは封じられた<無貌の王>であり、個々の行方は不明である。 英者の玉杖 邪なるものに鉄槌をくだす。鈍い銀色の棒。ラウルが所持していたがレオンに預ける。 遠来の金管 奇跡を呼ぶ。小さな管がいくつも空いた金色の中空の管。巨人の聖砦に隠されていた。巨人ギガスの裔、ウォルカヌスのうつほであるメルキオが巨人に変貌し、沖合に沈もうとしたところで、アリアンの身に降臨した女神エウレネかこれを吹き、メルキオを元の姿に戻した。そのあとレオンが所持している。 示現の円盤 危難を告げる。広口の杯に入った指針魚。レオンが所持している。 波璃の小鳥 安らぎを奏でる。半透明の小鳥。普段は鳥かごの中にいてその姿は見えない。キアラが所持している。 暁天の灯火 暗闇を晴らす。ギャラングが所持している。 星使いの楼船 天をわたる。 弑神 あらゆる存在を無に帰す神剣。レオンの武器。ハイレディンからレオンが譲り受けた際は、獅子の柄頭をもつ長剣だったが、レオンが迷いを振切った際に、共鳴したように、十字架の形をした巨剣に変化した。人格がありレオンのみ語りかけることが出来る。その性格はレオン曰く、『もうろくエロじじい』。時折、ラウルの正体を見抜いたり、英雄ライオネルの話をこぼしたり、まじめな部分も見せる。所有者のレオン以外には、重量が増し扱うことが出来ない。 万界の王 王獅子の至宝<レガリア>をすべて所持し、世界を統べる者 無貌の王 地に満ちるすべての命を絶たんとする。大神アル=エルが去った場所、異界(カーエル・ロイ)へつながる門を開く鍵。英雄ライオネルによって倒され、聖座島(サン・スイエージュ)に封印されている。〝魂の制約(ゲアス)〟とは、体を持たない<無貌の王>が、みずからを産みなおす肉体を手に入れるために、自分の強大な力を与え、契約者と一つとなる契約である。おぞましき〝死影〟を配下に持つ。
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