玉手毬【タマテマリ】(草花類)
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登録番号 | 第4157号 |
登録年月日 | 1994年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ダイアンサス | |
登録品種の名称及びその読み | 玉手毬 よみ:タマテマリ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 11月 24日 | |
品種登録者の名称 | 河合修 | |
品種登録者の住所 | 岐阜県郡上郡八幡町市島1545番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河合修 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の育成系統とおやまなでしこを交配して育成されたものであり,花色は鮮赤紫の地色に中心が濃い複色で一重の鉢植え向きの小輪花である。 繁殖上の型は栄養系,草姿は直立性,開花時草丈は10.0~19.9cmである。茎の太さは1.0 ~1.9mm ,色は緑~濃緑,節部の色は淡緑,最長節間長は3.0 ~3.9 cm,節数 は10.0~11.9節である。最大葉長は40~59mm,幅は6.0 ~8.9 mm,先端の形は尖形,色は濃緑,アントシアン及びワックス発現程度は無,光沢は中である。花房の形は側生花有,花の重ねは一重,花形は円形,直径は2.0~ 2.9cm ,花弁数は5 枚,花弁の 長さは20.0~24.9mm,幅は10.0~14.9mm,先端の鋸歯の形は浅,波状程度は低,重な りの程度は接する,表面の地色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207)で中心が濃い複色である。がく筒の長さは10.0~14.9mm,太さは3.0 ~4.9 mm,色は緑+赤紫,苞葉 の形は5型,数は4枚である。花の香りは中,開花期の早晩性は中,開花習性は主に一季咲きである。 おやまなでしこと比較して,節部の色が淡緑であること,花房の形が側生花有であ ること,苞葉の数が4枚であること等で,「F1 ミスコウベ」と比較して,草丈が短いこと,茎の太さが細いこと,節間長及び最大葉長が短いこと,花の直径が小さいこと,苞葉の形が5型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年,出願者の農場(岐阜県郡上郡八幡町)において,出願者 所有の育成系統とおやまなでしこを交配して優良個体を選抜,平成元年に挿し芽により増殖して特性調査を継続し,2年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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