物理学その他の研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 14:30 UTC 版)
「アンドレ=マリ・アンペール」の記事における「物理学その他の研究」の解説
ジャン=バティスト・ジョゼフ・ドランブルの勧めもあって、アンペールはリヨン大学での仕事を受けることにした。翌年(1805年)にはパリのエコール・ポリテクニーク(理工科学校)でも講師を務めるようになり、1809年には数学の教授となった。そこで確率論および偏微分方程式の解法について研究。この頃、最初の著作『賭け事についての数学理論考察』で確率の計算を行っている。1813年、科学アカデミー入りを果たした。 アンペールの名声は電気と磁気の関係を明らかにしたことによるもので、それが電磁気学の礎となった。アンペール自身はそれを電気力学と呼んでいた。1820年9月11日、H・C・エルステッドが電流の流れている電線の近くで方位磁針が振れることを発見したと耳にした。そこで磁性と電気の関係を研究。磁針の振れる方向が電流の流れている方向に関係することを発見した。一週間後の9月18日、アンペールはその現象を含む類似の現象についてより完全な解釈を含めた論文をアカデミーに提出した。
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