爲三郎記念館とは? わかりやすく解説

爲三郎記念館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 15:37 UTC 版)

爲三郎記念館
Tamesaburo Memorial Museum
正門
情報
用途 博物館
旧用途 私邸
管理運営 公益財団法人古川知足会
駐車台数 4台
所在地 464-0065
愛知県名古屋市千種区堀割町1丁目9番地
座標 北緯35度10分4.15秒 東経136度56分53.6秒 / 北緯35.1678194度 東経136.948222度 / 35.1678194; 136.948222 (爲三郎記念館
Tamesaburo Memorial Museum
)
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爲三郎記念館(ためさぶろうきねんかん)は、古川爲三郎が晩年を過ごした邸宅を2007年(平成15年)11月3日古川美術館の分館としてオープンしたものである。本館の南西約50メートルに位置する。

爲三郎記念館は、1934年昭和9年)に建築された数寄屋造りの建物で母屋「爲春亭(いしゅんてい)」のほか、日本庭園やその中に建つ茶室「知足庵(ちそくあん)」からなる[WEB 1]。現在は年に数回の企画展やイベントなどが開催されるほか、呈茶コーナー「数寄屋 de cafe」(有料)があり日本庭園を眺めながら茶を楽しむことができる。

2013年(平成25年)7月8日に名古屋市の認定地域建造物資産に認定[WEB 1]、さらに2018年(平成30年)11月2日には爲春亭、知足庵、正門、雪隠、東門、待合が国登録有形文化財(建造物)に登録されている[WEB 2]

文化財

画像 名称 概要
爲春亭 1934年(昭和9年)の建築[WEB 3]。1995年(平成7年)に改修された[WEB 3]。木造平屋一部地下1階建、瓦葺、建築面積325平方メートル[WEB 3]。2018年(平成30年)11月2日、造形の規範となっているものとして国登録有形文化財に登録[WEB 3]
知足庵 1936年(昭和11年)頃の建築[WEB 4]。1995年(平成7年)移築[WEB 4]。木造平屋建、銅板葺、建築面積17平方メートル[WEB 4]。2018年(平成30年)11月2日、造形の規範となっているものとして国登録有形文化財として登録[WEB 4]
正門 昭和前期の建築[WEB 5]。1995年(平成7年)に改修[WEB 5]。木造、瓦葺及び檜皮葺、間口1.6メートル、左右袖塀付[WEB 5]。2018年(平成30年)11月2日、国土の歴史的景観に寄与しているものとして国登録有形文化財に登録[WEB 5]
東門 昭和前期の建築[WEB 6]。1995年(平成7年)に改修[WEB 6]。木造、こけら葺、間口1.2m、左右袖塀付[WEB 6]。2018年(平成30年)11月2日、国土の歴史的景観に寄与しているものとして国登録有形文化財に登録[WEB 6]
雪隠 昭和前期の建築[WEB 7]。1995年(平成7年)に改修[WEB 7]。木造平屋建、杉皮葺、建築面積1.8平方メートル[WEB 7]。2018年(平成30年)11月2日、国土の歴史的景観に寄与しているものとして国登録有形文化財に登録[WEB 7]
待合 昭和前期の建築[WEB 8]。1995年(平成7年)に改修改修[WEB 8]。木造平屋建、杉皮葺、建築面積2.6平方メートル[WEB 8]。2018年(平成30年)11年2日、国土の歴史的景観に寄与しているものとして国登録有形文化財に登録[WEB 8]

脚注

WEB

  1. ^ a b 爲三郎記念館”. 名古屋市. 2016年2月10日閲覧。
  2. ^ 名古屋市:国登録文化財(暮らしの情報)”. 名古屋市. 2022年7月26日閲覧。
  3. ^ a b c d 爲三郎記念館爲春亭”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2024年9月24日閲覧。
  4. ^ a b c d 爲三郎記念館知足庵”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2024年9月24日閲覧。
  5. ^ a b c d 爲三郎記念館正門”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2024年9月24日閲覧。
  6. ^ a b c d 爲三郎記念館東門”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2024年9月24日閲覧。
  7. ^ a b c d 爲三郎記念館雪隠”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2024年9月24日閲覧。
  8. ^ a b c d 爲三郎記念館待合”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2024年9月24日閲覧。

書籍

外部リンク


為三郎記念館

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古川美術館」の記事における「為三郎記念館」の解説

為三郎記念館(ためさぶろうねんかん)は、古川為三郎晩年過ごした邸宅2007年平成15年11月3日古川美術館分館としてオープンしたのである本館南西50メートル位置する記念館は、1934年昭和9年)に建築され数寄屋造りの元料理旅館母屋「為春亭(いしゅんてい)」のほか、日本庭園やその中に建つ茶室知足庵(ちそくあん)」からなる。現在は年に数回企画展イベントなど開催されるほか、呈茶コーナー有料)があり日本庭園眺めながらを楽しむことができる。 2013年平成25年7月8日名古屋市認定地域建造物資産認定、さらに2018年平成30年11月2日には爲春亭、知足庵、正門雪隠東門待合が国登録有形文化財建造物)に登録されている。 爲三郎記念館爲春亭(正面玄関) 爲三郎記念館知足庵 爲三郎記念館正門 爲三郎記念館東門

※この「為三郎記念館」の解説は、「古川美術館」の解説の一部です。
「為三郎記念館」を含む「古川美術館」の記事については、「古川美術館」の概要を参照ください。

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