熊野那智神社懸仏
主名称: | 熊野那智神社懸仏 |
指定番号: | 2366 |
枝番: | 02 |
指定年月日: | 1974.06.08(昭和49.06.08) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | 内二面に建治二年、三年の銘がある |
員数: | 37面 |
時代区分: | 平安~鎌倉 |
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解説文: | 当社は仙台市の南郊外にあって、紀州の熊野三山を勧請したところの一つである。 これらの懸仏及び鏡は明治三十一年当社の本殿と拝殿の間、石の間の下から発見され、平安時代から鎌倉時代にかけてのもので、それらは銅鏡板に聖観音坐像を配した懸仏を主にして、鋳銅・圧出【へしだし】・毛彫りなどの技法で大小各種に及んでいる。そこに地域性の強い表現がみられ、また中世の懸仏が多量に伝存していることは貴重であり、東北地方における熊野信仰の実態を示すものとして価値が高い。 |
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