無観客試合の実施
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 18:59 UTC 版)
「浦和レッズ差別横断幕事件」の記事における「無観客試合の実施」の解説
3月23日、ホーム第4節の対清水エスパルス戦は、予定通り無観客試合で実施された。400人を超える報道陣やテレビ中継スタッフが見守る中、主将の阿部勇樹が「サッカーを通じて結ばれた大切な仲間と伴に、差別と戦うことを誓います」と、クラブがこの日発表した『差別撲滅宣言』を読み上げた。 試合では、通常の試合で行う「スタジアムDJによる選手紹介」などの演出や入場時の音楽、Jリーグスポンサー及びクラブスポンサーの広告掲示などを一切自粛。ゴール裏の広告用LEDボードには「SPORTS FOR PEACE!」のロゴを表示した。クラブ側は、埼玉スタジアム2002周辺への観客の立ち入り、会場周辺での応援行為などを全て禁止した。 クラブ職員を含め、およそ230人が警備に当たったが、大きな混乱はなかった。浦和社長の淵田敬三は、「サポーターの応援があって、初めてサッカーだと痛感した。二度とこういうことを起こさないよう、肝に銘じたい。差別を撲滅して、断固として戦う浦和レッズに変わる」とコメントを発表した。
※この「無観客試合の実施」の解説は、「浦和レッズ差別横断幕事件」の解説の一部です。
「無観客試合の実施」を含む「浦和レッズ差別横断幕事件」の記事については、「浦和レッズ差別横断幕事件」の概要を参照ください。
- 無観客試合の実施のページへのリンク