無菌培養
◇無菌培養の歴史
①1922年、アメリカの植物生理学者ナドソン(Lewis Knudson,1884~1958年)が開発した。
②日本には1932(昭和7)年に導入され、池田成功(日本園芸)をはじめとする栽培家から始まり、営利栽培に取り入れられた。
◇無菌培養の特徴
①「鉢蒔き法」に比べると大量の苗を得ることができる。
②空気中には、たくさんのカビや細菌が浮遊しているので、栄養分のある培地をそのまま使うと、それらがすぐに繁殖してしまう。それで、殺菌した無菌状態の培地(Knudson培地)を使用する。
③ラン菌がなくても発芽できるように、培地には栄養分(糖類)を含ませてある。
④メリクロン(生長点培養)でもほぼ同じ培地を使用する。
無菌培養 (axenic culture)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/03 08:37 UTC 版)
「培養」の記事における「無菌培養 (axenic culture)」の解説
単離や洗浄といった物理的手法、あるいは抗生物質添加等の化学的な処理によって、バクテリアの混入までも排除した培養。一般に言う 純粋培養。
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