無罪の証明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 15:33 UTC 版)
「ロバート・ロジャーズ」の記事における「無罪の証明」の解説
ゲイジは裁判のためにロジャーズをモントリオールに送ったが、そこに到着したロジャーズはアマーストの友人達に囲まれることになった。アマーストの影響力もあって、ロジャーズは全ての罪状に対して無罪となり、その判決が国王ジョージ3世の承認を求めてイングランドに送られた。国王はこれを承認したが、ゲイジを公然と嘘つきだと呼ぶことはできなかった。その代わりにロジャーズが反逆を考えたかもしれないと考えさせる理由があるという注釈を残した。 ロジャーズはゲイジの影響力の下にあるミシガンに戻ることは考えられなかったので、1769年にイングランドに渡り、負債からの救済を再度請願した。しかし国王はロジャーズのためにしてやれることは全てしてしまったと考え、さらに植民地で上がる不満の声の問題で忙しかった。ロジャーズは再度債務者刑務所に行き、ゲイジについては虚偽の収監を行ったと告発した。ゲイジはロジャーズが訴訟を取り下げることと引き換えに、ロジャーズに少佐の休暇給を与えることでこの訴訟を決着させた。
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