炭素への価格付与とは? わかりやすく解説

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カーボンプライシング

別名:炭素価格付け炭素の価格付け、炭素への価格付与
英語:carbon pricingpricing carbon

生産活動に伴う炭素排出に対して課金すること、および、それによって経済的側面から社会脱炭素化促す構想のこと。炭素税などはカーボンプライシングの典型例といえる
カーボンプライシングのカーボンcarbon)は炭素のことであるが、特に二酸化炭素CO2)を指している。二酸化炭素いわゆる温室効果ガス主な成分であり、いわゆる地球温暖化問題の主要因目されている。
地球温暖化(を含む気候変動)の問題CO2削減向けた取り組みは、COP気候変動枠組条約)などを通じて世界規模検討されているが、CO2排出力を削減することは生産活動ひいては経済活動縮小直結しやすい。カーボンプライシングを導入し炭素排出経済的負担が伴う形になると、負担回避するため炭素排出力を削減するか、あるいは敢えて負担惜しまず炭素排出を伴う生産活動突き進むかを選択できるうになる。これにより、市場経済合理性即しつつ炭素削減促しやすくなる
日本政府は「カーボンプライシングのあり方に関する検討会」を2017年6月から継続的に開始してカーボンプライシングの活用あり方について検討進めている。
関連サイトカーボンプライシングのあり方に関する検討会環境省



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