灸頭鍼とは? わかりやすく解説

灸頭鍼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 02:13 UTC 版)

灸頭鍼(きゅうとうしん)は、またはの治療形態の一つで、鍼の柄(鍼柄)にもぐさを巻き付けて燃焼させるものである。竜頭(りゅうず)、鍼頭(しんとう)とも呼ばれる鍼柄(しんぺい)にお灸をつけるので、本来は鍼頭灸(しんとうきゅう)と呼んだ方がいいのだが、赤羽幸兵衛(あかばね・こうべえ)の命名したが灸頭鍼が日本では定着している。また中国では方法が少し異なり、「温鍼」、「温針灸」、「針柄灸」などと呼ばれる。また中国は「火針」(日本でいう焼鍼)のことを「温針」と呼ぶことがある。




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灸頭鍼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 15:27 UTC 版)

「灸」の記事における「灸頭鍼」の解説

皮膚に鍼を刺鍼してその鍼柄に丸めた灸をつけて火をつける。鍼の刺激と灸の輻射熱同時に与えることが出来る。元来は鍼頭灸と呼ばれ、これを行ったのは中国から帰った笹川智興が日本最初である。当時極端に刺した鍼の鍼柄にからませて、灸をメインとした治療法であった。現在知られる「灸頭鍼」は赤羽幸兵衛からであり、鍼と灸の両方効果期待したのはここからである。また、中国では「温鍼」と呼ばれ日本のように丸々固めるのではなく、鍼に長細く巻き付けるような感じで行う。

※この「灸頭鍼」の解説は、「灸」の解説の一部です。
「灸頭鍼」を含む「灸」の記事については、「灸」の概要を参照ください。

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