漁船集団遭難
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 08:49 UTC 版)
1970年3月16日、発達した低気圧を避けるために日本の底引網漁船19隻が次々と単冠湾に避難。翌17日には湾内で9隻が風に吹き寄せられた流氷に閉じ込められ船体などが破損、うち4隻は船体放棄して、乗組員はソ連側に救助される、または択捉島に上陸を余儀なくされたが、この過程で30人が死亡または行方不明となった。生存した乗組員の大半は同年3月23日に巡視船「宗谷」で帰還。収容された遺体18人分は、同年4月にソ連側から返還されている。
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