漁業とジンベエザメ保護
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/16 02:38 UTC 版)
「チェンデラワシ湾」の記事における「漁業とジンベエザメ保護」の解説
湾全体は中央政府により国立公園に指定されているが、沿岸住民は地元当局から許可を得て、船体につけた足場から漁網を垂らすバガン船を使う伝統的な漁業を行っている。小魚まで水揚げしてしまうことに対して、生態系への影響を懸念する研究者もいる。 ジンベエザメの生息海域として知られ、漁民はバガン船を使って研究者の調査に協力したり、ジンベエザメを間近で見られる観光客向けのスキューバダイビング・ツアーを実施したりしている。 2012年7月17日、保護調査を目的とした小型無線機をジンベエザメに取り付けることに成功したと世界自然保護基金が明らかにした。チェンデラワシ湾のジンベンザメには、網にかかった魚を食べようと漁師の網に集まってくる習性があり、それを生かしたという。
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