滑石外筒
主名称: | 滑石外筒 |
指定番号: | 386 |
枝番: | 02 |
指定年月日: | 1981.06.09(昭和56.06.09) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 考古資料 |
ト書: | 法華種子曼茶羅・真言等陰刻/伝福岡県出土 |
員数: | 1口 |
時代区分: | 平安 |
年代: | 1141 |
検索年代: | |
解説文: | 本経筒は、北九州で集中的に検出される輪積式経筒の特色をよく備えたものである。とくに全面に表わされた普賢十羅刹女像は法華経勧発品の所説にふさわしい荘厳をつくした稀有な存在で絵画史上にも貴重な遺品である。保延7年2月15日(1141)の銘がある。 滑石外筒は、蓋・身を一体として法華種子曼荼羅を刻むとともに真言などを表わし、内容器の経筒と一体化させたこの組合わせは、往時の経塚信仰の様相をよく伝えており、わが国の古代仏教文化の実態をみるうえに欠くことのできない遺品である。 |
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