準備局の体制について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/14 03:00 UTC 版)
「物性若手夏の学校」の記事における「準備局の体制について」の解説
夏の学校は第42回まで、東京大学、筑波大学、京都大学、九州大学、名古屋大学、東北大学、大阪大学、東京工業大学の計8つの大学による持ち回りで担当校が決まっていた。しかし第43回の担当予定大学が準備局を断り、他の6大学も引き受けなかったため、43回、44回は立候補した大学によって運営が行われた。第44回の開催時、第45回を担当する大学が決まっていなかったため、大学ごとに担当するのをやめ、各大学から立候補した人々によるインカレ体制の準備局が発足することとなった。以後、夏の学校の開催時に次の準備局員の立候補を募り、準備局を引き継ぐという体制のまま現在に至る。 インカレ体制の問題点としてコミュニケーション不足が指摘されている。準備局員が全国に散らばっているため、主な連絡手段はメールやインターネットを介したツールとなり、なかなか顔をあわせることができない。この点を補うため、年に二回開催される日本物理学会においてインフォーマルミーティングを開催し、そこで新旧準備局員が集まり今後の運営を話し合う場を設けている。 また、毎年夏の学校で次の準備局を募るため、準備局員の立候補がなければそこで夏の学校の歴史は終わってしまう。どのように安定した引継ぎを行うかが今後の課題である。
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