源姓滝川氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/17 07:07 UTC 版)
源姓滝川氏は村上源氏北畠氏庶流木造氏の末裔であり、一益の娘婿の滝川雄利が滝川姓を名乗ったことに始まる。雄利は徳川家康に仕えて常陸国片野藩の藩祖となったが、雄利の長男・正利は病弱で嗣子がなかったため、寛永2年(1625年)に所領の大半を返上して2,000石の旗本となった。正利の孫・利錦が2,000石を加増され、子孫は4,000石の旗本として存続した。 利錦の弟・具章は近江国滋賀郡・蒲生郡の2郡に1,500石の所領を与えられ、家督は具章の次男・平利が相続したが、具章の三男・邦房に300石を分知しており、以後は1,200石の旗本として幕末まで存続した。平利の子孫には鳥羽・伏見の戦いの戦端を開いたとされる大目付の滝川具挙、戊辰戦争を通して活躍した滝川具綏がいる。なお、邦房の跡は養子の利行が継いだが、後に利行は平利の跡を継いだ具英の養子となったため、300石の所領は収公されている。
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源姓滝川氏
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源姓滝川氏 太字は当主、実線は実子、点線(縦)は養子、点線(横)は婚姻関係。 木造俊茂 滝川一益 [片野藩主家]滝川雄利 女 正利[所領返上] [旗本]利貞 利雅 利錦 [旗本]具章 土岐頼利 義利 利元 利章 利忠 平利 邦房 具英 利章 万之助 稲葉正長 赤井直詮 豊助 某 具英 利行 利久 松之丞 利端 利広 某 八三郎 加弥之助 利行 利端 具紹 利広 具高 一貞 具昌 利雍 美利 (略) 美利 石河勝任 与之助 明熈 具挙 具綏 具和 小林銀三 ^ 土岐定義の次男。 ^ 土岐頼利の長男。 ^ 諏訪頼定の次男。 ^ 小栗信久の次男。 ^ 毛利高丘の五男。 ^ 森聚(毛利高慶の四男)の子。
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