湯西川発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/07 14:32 UTC 版)
かつて存在した湯西川発電所について触れる。 湯西川発電所は、栃木県企業局が鬼怒川水系の水資源を活用する目的で開発したもので、1958年(昭和33年)11月に川治第三湯西川発電所建設事務所を設置し、1959年(昭和34年)10月に着工、1960年(昭和35年)12月に営業運転を開始、2006年(平成18年)10月に廃止した。発電用水は湯西川のほか長沢・竹沢・赤下沢の渓流から4.5立方メートル毎秒を取水し、最大3,400キロワットの電力を発生したのち、五十里ダムへ放流した。湯西川に建設された(旧)湯西川ダムは仲内ダムとも呼ばれ、湯西川発電所の廃止および(現)湯西川ダムの新設に合わせ、湯西川ダムの貯砂ダムおよび清水バイパスとして改造された。 湯西川発電所跡(湯西川ダム直下) 仲内ダム(改造後)
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