湯の沢コース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 05:57 UTC 版)
夏季の土・日・祝日のみ、札幌市営地下鉄南北線真駒内駅から北海道中央バスの「空沼登山口」行きが運行される。それ以外の日程の場合、自家用車を使うか、同バス路線の通常終点「空沼二股」から30分かけて歩くしかない。バス停は日鉄鉱業北海道支店常盤採石所のただ中にある。 真駒内川を渡り、その支流の万計沢に沿って登山道を進んでいくと、やや道から外れた地点に青沼がある。沢の源である万計沼のほとりには2軒の山小屋が建っている。 万計沼を過ぎると、やがてより広い真簾沼が見え、その脇には龍神地蔵が建つ。ここから軽く下り、さらに急な登りを越えると、札幌岳への縦走路との分岐点を過ぎ、安山岩の露出した山頂にたどり着く。 なお、山頂からさらに進むと空沼(からぬま)を見ることができるが、相応の藪漕ぎを要する。 また、札幌岳縦走路は荒廃しているが、札幌市近隣で1000メートル級の山々を縦走できるのはこのルートしかない。道中はヒョウタン沼を望むことができる。 北海道中央バス「空沼登山口」停留所 登山口手前の小屋 龍神地蔵 山頂標
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